
生垣や庭木の剪定は定期的に行う必要がありますが、使用する道具によって作業の大変さは大きく変わります。
私は以前、古いエンジン式の植木バリカンを使用していました。しかし騒音や重量、給油の手間に不満を感じるようになり、現在はHiKOKIのコードレス植木バリカン「CH3656DA」を使用しています。
今回は実際に使用して感じたメリットやデメリットをレビューします。
CH3656DAを購入した理由
騒音を気にせず作業したかった
以前使用していたエンジン式植木バリカンは非常に大きな作業音が発生していました。
私が管理している垣根は隣家との境界部分にあり、剪定作業では隣家のすぐ近くで作業することになります。さらに隣には老人ホームもあるため、騒音にはかなり気を使っていました。
そのため早朝や夕方の作業は避けることが多く、どうしても気温が上がってから作業を始めることになります。
私は剪定作業の際、枝葉や切りくず対策として薄手のヤッケを上下に着用しています。そのため夏場は大量の汗をかき、作業後にはぐったりするほど疲れることもありました。
エンジン式は重くて疲れた
エンジン式は本体重量に加え、振動も大きく長時間作業では腕への負担が大きくなります。
特に生垣の上面を剪定する際は腕を伸ばした状態で作業するため、作業後半になると腕が上がらなくなることもありました。
マルチボルトバッテリーを活用できた
私はHiKOKIのコードレス刈払機「CG36DB」やコードレスLEDライト「UB18DC」も使用しています。
両製品ともマルチボルトバッテリーに対応しているため、すでにバッテリーと充電器を所有していました。
そのためCH3656DAも本体のみで導入でき、追加費用を抑えられたのは大きなメリットでした。
CH3656DAの主な仕様
CH3656DAは560mmの長いブレードを採用したコードレス植木バリカンです。
主な特徴は次のとおりです。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 刈込幅 | 560mm |
| ストローク数 | 1,000~1,500回/分 |
| 機体寸法 | 1,090×176×239mm(全長×全高×全幅) |
| 重量 | 4.1kg(BSL36A18X装着時) |
| 対応バッテリー | マルチボルトバッテリー |
| 作業時間 | 約62.5分 (BSL36A18使用時・メーカー公称値) |
重量は4.1kg(BSL36A18X装着時)ですが、私が以前使用していたエンジン式植木バリカンと比べると扱いやすく感じています。特に生垣の上面を刈り込む際は腕への負担が軽減され、作業後半でも安定して作業できるようになりました。
実際に使って感じたメリット
作業音が非常に静か
CH3656DAを使用して最初に驚いたのは静かさでした。
エンジン式は始動した瞬間から大きなエンジン音が続きます。作業現場まで移動する間もエンジン音は鳴り続けるため、騒音が気になっていました。
一方、CH3656DAはバッテリーを装着しただけでは動作せず音も発生しません。
私の場合、生垣の場所を移動しながら作業することがありますが、その間は無音です。実際に枝を刈るためにトリガーを握った時だけモーター音と刃の作動音がします。
私が管理している垣根は隣家との境界部分にあり、さらに隣には老人ホームもあります。そのため騒音には特に気を使っていましたが、CH3656DAに替えてからは周囲への配慮がしやすくなりました。
エンジン音によるストレスがなくなった
静かになって助かったのは周囲への配慮だけではありません。
以前のエンジン式では、作業中ずっと大きなエンジン音を聞き続けることになります。特に生垣の剪定は1時間以上かかることもあり、作業が終わる頃には騒音による疲労感も感じていました。
CH3656DAでは作業中に聞こえるのはモーター音と刃の作動音だけです。
爆音を聞き続けるストレスがなくなったことで、以前よりも作業に集中しやすくなり、作業後の疲労感も軽くなったと感じています。
上面や奥まで刈り込みやすい
560mmの長いブレードは想像以上に便利です。
生垣の上面を刈る際も奥までしっかり届くため、何度も刈り直す必要がありません。
また、エンジン式より軽くなったことで腕を伸ばした状態での作業が楽になりました。
以前は上面を仕上げる頃には腕がかなり疲れていましたが、CH3656DAでは疲労が大幅に軽減されています。
4段階スピード調整で用途に合わせて使い分けできる
CH3656DAには4段階のスピード調整機能があります。
私は普段の生垣の剪定ではレベル2からレベル3を使用することが多く、十分な切れ味で作業できています。
レベル4(最大)を使用するのは、よほど太い枝や幹に近い部分を刈り込む時くらいです。
必要以上に高速で作業する必要がないため、無駄な振動を抑えられるだけでなく、作業音も小さくできます。
また、バッテリー消費も抑えられるため、作業時間の延長にもつながります。
実際に私が普段使用しているレベル2〜3でも十分な切れ味があり、不満を感じたことはありません。


バッテリーの持ちは想像以上
私は主に36Bバッテリーを使用しています。
実際の作業では1時間以上使用できており、途中でバッテリー交換をすることなく剪定作業を終えられることがほとんどです。
メーカー公称値でも36Aバッテリー使用時に約62.5分の作業時間とされているため、一般家庭の生垣や庭木の剪定であれば十分な作業時間だと思います。
36Aバッテリーであればさらに軽量になるため、取り回しを重視する方にも向いているでしょう。
また、実際に使用していて感じるのはバッテリー消費の少なさです。
以前使用していたエンジン式では同じ作業量でも2〜3回の給油が必要でした。しかしCH3656DAでは36Bバッテリー1本で作業を終えられることが多く、途中で作業が中断されることはほとんどありません。
想像していた以上に実用的なスタミナを持っていると感じています。
給油や再始動の手間がなくなった
個人的に非常に大きかったのがこの部分です。
以前のエンジン式では作業中に2〜3回程度の給油が必要でした。
さらに夏場はエンジンが高温になるため、給油後にリコイルスターターを引いてもなかなかエンジンが掛からないことがありました。
暑い中で何度もスターターロープを引くのは想像以上に大変で、かなりのストレスでした。
一方、CH3656DAはバッテリーを装着していればトリガーを握るだけですぐに作業を再開できます。
給油も再始動も不要になったことで、作業に集中できるようになりました。
気になった点
長時間作業では疲れる
エンジン式よりは扱いやすくなりましたが、決して軽量な機種ではありません。
広範囲の生垣を長時間作業する場合は、適度に休憩を取りながら使用した方が楽です。
太い枝には向かない
CH3656DAは生垣の仕上げや庭木の剪定には非常に便利です。
一方で太い枝を切断する用途には向いていません。
そのような作業では剪定ばさみやチェンソーを使用した方が効率的です。
CH3656DAがおすすめな人
- エンジン式の騒音に悩んでいる人
- 住宅地で生垣を管理している人
- 周囲に配慮しながら作業したい人
- HiKOKIのマルチボルトシリーズで工具を統一したい人
- 給油の手間を減らしたい人
- 生垣の上面を楽に剪定したい人
まとめ
CH3656DAに買い替えて最も良かったのは、騒音と作業負担が大幅に減ったことです。
以前は隣家や老人ホームへの配慮から作業時間にも気を使っていましたが、現在はその負担がかなり軽くなりました。また、給油や再始動の手間もなくなり、作業そのものに集中できるようになっています。
特に実感しているのは、作業中の疲労が少なくなったことです。疲労は単に大変というだけでなく、作業中のケガや翌日に疲れを残す原因にもなります。
実際にエンジン式を使用していた頃は、生垣の上部を剪定する際に腕の疲労が大きく、踏み台の上でバランスを崩して落ちそうになったこともありました。
CH3656DAはエンジン式より軽く、上面や奥側の刈り込みも楽に行えるため、そのような危険を感じる場面が大幅に減りました。
エンジン式植木バリカンからの買い替えを検討している方はもちろん、作業中の負担や安全性を重視する方にも、CH3656DAは非常に満足度の高い1台だと感じています。
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