
草刈り機は長く使う道具だからこそ、パワーや使いやすさが作業効率に大きく影響します。
HiKOKIのコードレス刈払機「CG36DC」は、従来モデルのCG36DBから操作性やトルク性能が向上した後継モデルです。
私はCG36DBを使用しているため、実際の使用経験も交えながらCG36DCの進化ポイントを紹介します。
HiKOKI CG36DCとは?
CG36DCはHiKOKIのマルチボルトバッテリーに対応したコードレス刈払機です。
ブラシレスモーターを搭載し、高トルクと低発熱を両立しています。また、オートモードや操作性向上など、作業効率を高める改良が施されています。
主な特徴は以下のとおりです。
- 右手ハンドルで電源・回転数を操作可能
- ブラシレスモーター搭載
- オートモード搭載
- 255mmチップソー採用
- マルチボルト36V対応
私が使用しているCG36DB(旧型)の使用感
私は主に36Vマルチボルトバッテリー(BSL36B18X:36V時4.0Ah)で草刈りを行っています。
ここからは実際に使用して感じていることを紹介します。
旧型は3段階の回転数を選択できる
| モード | 回転数 |
|---|---|
| レベル1(エコ) | 3,500min⁻¹ |
| レベル2(標準) | 4,900min⁻¹ |
| レベル3(パワー) | 5,900min⁻¹ |
※使用時間はBSL36B18X(36V時4.0Ah)使用時の目安です。


レベル1(エコ)の使用感
レベル1(エコ)はバッテリー持ちが優秀で、1時間以上使用できることもあります。
ただし、背丈の高い雑草や密集した草ではパワー不足を感じます。雑草が絡んだり、一度で刈り切れなかったりするため、私はほとんど使用していません。
レベル2(標準)の使用感
レベル2(標準)は約50分程度使用できます。
パワーと作業時間のバランスが良く、普段の草刈りはほとんどこのモードで行っています。
レベル3(パワー)の使用感
レベル3(パワー)は太い茎や硬い雑草が多い場所で使用しています。
切れ味は非常に良くなりますが、高負荷作業が続くと20分程度でバッテリー消費が早くなることがあります。
バッテリー交換のタイミングで休憩を取るのがおすすめ
私はCG36DBに36Vマルチボルトバッテリーを使用しています。急速充電器を使うと約50分程度で充電できるため、予備バッテリーがあれば続けて作業できます。
ただし、真夏の暑い日に1本目のバッテリーを使い切り、そのまま2本目のバッテリーで作業を続けると、モーターに疲労感があるような動きになり、パワー不足を感じることがあります。
そのため、1本目のバッテリーを使い切ったら交換と合わせて休憩を取るようにしています。ちょうど作業する人の体力も消耗しているため、無理せず休憩を挟んだ方が効率よく作業できます。
一方、気温の低い時期であれば、2時間程度連続して使用しても特に問題なく作業できています。
CG36DC(新型)で進化したポイント
私が実際に使用しているCG36DB(旧型)と比較しながら、主な進化ポイントを紹介します。
右手ハンドルで電源や回転数を操作できる
CG36DB(旧型)では電源スイッチや回転数切替スイッチが本体後方に配置されています。
私が実際に使用していて不便に感じることの一つが、回転数を変更したいときに後方へ手を伸ばして操作しなければならない点です。
CG36DC(新型)ではスイッチパネルが右手ハンドル側へ移動し、運転中でも手元で電源操作や回転数変更が行えるようになりました。
回転数は以下の3モードから選択できます。
・エコ:3,000min⁻¹
・オート:4,700min⁻¹
・パワー:6,000min⁻¹
作業内容に応じて手元で素早く切り替えられるため、操作性は大きく向上しています。
旧型比約1.6倍の高トルクを実現
最大の進化ポイントが高トルク化です。
旧型と比較して約1.6倍の高トルクとなり、背丈の高い雑草や太い茎が混じる場所でも余裕を持って作業できるようになりました。
硬い雑草が多い場所で作業する機会が多い人には大きなメリットです。
オートモードを搭載
旧型にはなかったオートモードを搭載しています。
草が少ない場所では回転数を抑えて省電力運転を行い、負荷が大きくなると自動で回転数を上げてくれます。
回転数を頻繁に切り替える手間を減らしながら効率的に作業できます。
標準チップソーが40枚刃に進化
標準で255mm・40枚刃チップソーを装備しています。
刃数が増えたことで切れ味の向上が期待でき、雑草をスムーズに刈り取れるようになっています。
ボタン式スピンドルロックで刃交換が簡単
旧型にもスピンドルロック機構は搭載されていますが、六角棒スパナを差し込んで回転軸を固定する方式です。
慣れれば難しくありませんが、工具を準備する必要があります。
新型では本体のロックボタンを押すだけで回転軸を固定できるため、チップソー交換がさらに簡単になりました。
コードレス刈払機を使って感じるメリット
エンジン式のように燃料を準備する必要がない
混合燃料を作る必要がなく、バッテリーを装着すればすぐに作業できます。
スイッチを入れるだけですぐ作業できる
エンジンの始動作業が不要なため、使いたいときにすぐ作業を始められます。
住宅地でも使用しやすい
私はCG36DBを使用していますが、コードレス刈払機の大きなメリットは騒音の少なさだと感じています。
エンジン式の刈払機は遠く離れた場所でも作業音が聞こえるほど大きな音が発生します。そのため、住宅が近い場所では使用する時間帯に気を使うこともあります。
一方、CG36DBはモーター特有の少し甲高い音はするものの、エンジン式ほどの騒音ではありません。近くにいれば作業音は聞こえますが、離れた場所まで大きく響くような音ではないと感じています。
そのため、自宅周辺や住宅地に近い場所でも比較的使いやすく、コードレス刈払機ならではのメリットだと思います。
振動が少なく扱いやすい
エンジン式と比べると振動も少なく、長時間の作業でも疲労を抑えやすいと感じています。
CG36DCはこんな人におすすめ
- 広い敷地の草刈りを行う人
- 背丈の高い雑草を刈る機会が多い人
- 住宅地でも時間を気にせずパワフルに草刈りしたい人
- 回転数を手元で操作しながら効率よく作業したい人
- HiKOKI製品をバッテリー共有で効率よく運用したい人
まとめ
CG36DCはCG36DBから着実な進化を遂げたコードレス刈払機です。
特に、
- 手元スイッチによる操作性向上
- 約1.6倍の高トルク化
- オートモード搭載
- 40枚刃チップソー採用
- ボタン式スピンドルロック採用
といった改良点は魅力的です。
私は現在CG36DBを使用していますが、実際に使っていて不満に感じる部分が改善されているため、これから新しく購入するならCG36DCは非常に有力な選択肢だと思います。
🔌 マルチボルトならバッテリー1つで様々な電動工具・機器を使い回せる!
HiKOKIの36Vマルチボルトシリーズは、対応機器間で同じバッテリー(BSL36B18X / SL36A18X等)をそのまま共有可能です。すでにバッテリーをお持ちであれば、本体のみ(充電器・蓄電池別売り)を追加購入するだけで初期費用を大幅に抑えて導入できます。
以下に、当ブログでレビューしているおすすめのマルチボルト製品をまとめて掲載しています。気になったアイテムはレビュー記事とあわせてチェックしてみてください。
