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REGZA Z990SとZ890Sの違いを比較|音響性能・BAZOOKAの歴史・X990Sとの違いも解説

大型テレビの前で、ラグビー日本代表のユニフォームを着て応援する6人の家族と友人たち。テレビ画面にはラグビーワールドカップの試合映像が映っている。
ラグビーワールドカップ日本代表戦をREGZAで熱狂的に応援。

REGZA Z990Sが発表され、「Z890Sと何が違うのか」「価格差に見合う価値はあるのか」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

どちらもMini LEDを採用した高画質モデルのため、スペック表だけを見ると違いが分かりにくく感じます。しかし実際に比較すると、Z990SとZ890Sの差は画質だけではありません。

特に注目したいのが音響性能です。

REGZAはブラウン管テレビ時代から「BAZOOKA」という音響ブランドを展開しており、現在もその思想を受け継いでいます。今回のZ990SとZ890Sの比較では、その違いが特に分かりやすいモデル構成になっています。

この記事ではZ990SとZ890Sの違いを詳しく比較しながら、BAZOOKAサウンドの進化や最上位モデルX990Sとの違いについても解説します。


モーションウィジェット

REGZA Z990Sとは?

Z990Sは、TVS REGZAのMini LED液晶テレビ上位モデルです。

REGZAのMini LEDフラッグシップモデルとして、高い画質性能と音響性能を備えています。

高輝度Mini LEDバックライトとレグザエンジンZRαを搭載し、明るく鮮明な映像表現が特徴です。

また、REGZAの強みであるタイムシフトマシンや高性能AI映像処理に加え、上位音響システム「BAZOOKA ZIS」を搭載していることも大きな特徴です。

単なる高画質テレビではなく、

  • 映画
  • ライブ映像
  • YouTube
  • スポーツ
  • ドラマ

などを高画質・高音質で楽しみたい人向けのモデルと言えるでしょう。


Z990SとZ890Sの違い

今回は人気の高い65インチモデルを基準に、REGZA Z990SとZ890Sの違いを比較していきます。

どちらもMini LED液晶やタイムシフトマシンを搭載した高性能モデルですが、実際に比較すると機能面や音響面には明確な差があります。

特に注目したいのが音響性能です。

Z990Sは上位サウンドシステム「BAZOOKA ZIS」を搭載し、13個のスピーカーと150W出力による迫力あるサウンドを実現しています。一方のZ890Sは「BAZOOKA Z」を搭載し、価格を抑えながら高画質を楽しめるモデルです。

Z990SとZ890Sのスペック比較

まずは65インチモデルの主な違いを比較してみましょう。

項目Z990SZ890S
シリーズMini LEDフラッグシップMini LEDスタンダード上位
映像エンジンレグザエンジンZRαレグザエンジンZRα
パネル高輝度高密度Mini LED・低反射ARコート搭載高輝度Mini LED
地デジチューナー9基9基
タイムシフトマシン○○
まるごとチャンネル○×
2画面表示ダブルウインドウ+まるごとチャンネルダブルウインドウ
レグザセンシング○×
AI高画質AIシーン高画質PROAIシーン高画質
AIコンテンツ判別○×
自動画質調整おまかせAIピクチャーPROおまかせAIピクチャー
音響システムBAZOOKA ZISBAZOOKA Z
スピーカー数13個7個
最大出力150W70W
センタースピーカー○×
サイドスピーカー○×
イマーシブサウンド360 PRO○×
特徴高画質・高音質・AI機能充実コストパフォーマンス重視

Z990SとZ890Sの違いは大きく分けると「パネル性能」「機能性」「音響性能」の3点です。どちらもレグザエンジンZRαやタイムシフトマシンを搭載していますが、Z990Sはまるごとチャンネルやレグザセンシングなどの上位機能に対応しています。また、最も大きな違いは音響性能で、Z990Sは上位サウンドシステム「BAZOOKA ZIS」、13スピーカー、150W出力を搭載しています。


機能面の違い

Z990SとZ890SはどちらもレグザエンジンZRαを搭載しており、基本的な画質性能は共通しています。

また、タイムシフトマシンやMini LED液晶パネルにも対応しているため、テレビとしての基本性能に大きな差はありません。

一方で、Z990Sには以下の上位機能が搭載されています。

  • まるごとチャンネル
  • レグザセンシング
  • AIコンテンツ判別
  • AIシーン高画質PRO
  • おまかせAIピクチャーPRO

画質や録画機能の基本部分は共通ですが、自動最適化機能や便利機能はZ990Sの方が充実しています。


タイムシフトマシン対応は共通

REGZAの魅力であるタイムシフトマシンについては両モデルとも対応しています。

地上波番組を丸ごと録画して後から視聴できるため、

  • 録画し忘れ対策
  • 家族それぞれの視聴
  • ニュースやドラマの見逃し視聴

には非常に便利です。

この点はどちらを選んでもREGZAらしい強みを活用できます。


最大の違いは画質と音響性能

Z990SとZ890Sは同じMini LEDテレビですが、パネル構成や音響システムに違いがあります。

Z990Sは高輝度高密度Mini LEDや低反射ARコートを採用し、画質性能を強化しています。

また音響面では、Z890Sが「BAZOOKA Z」を搭載するのに対し、Z990Sは上位システム「BAZOOKA ZIS」を搭載しています。

特に音響性能は違いが分かりやすく、スピーカー構成や出力にも大きな差があります。


Z990SとZ890Sの音響性能を比較

テレビの比較記事では画質ばかり注目されます。

しかし毎日使うテレビだからこそ、音質の違いは満足度に大きく影響します。

特に映画やライブ映像、スポーツ観戦では音響性能の差が分かりやすくなります。


BAZOOKA ZISとBAZOOKA Zの違い

Z990Sは上位音響システム「BAZOOKA ZIS」を搭載しています。

一方のZ890Sは「BAZOOKA Z」です。

どちらもREGZAの高音質システムですが、ZISは立体感や音場表現を強化した上位仕様となっています。

単に音量が大きいだけではなく、

  • セリフの聞きやすさ
  • 音の定位感
  • サラウンド表現

まで強化されています。


スピーカー数の違い

モデルスピーカー数
Z990S13個
Z890S7個

数字で見ると約2倍近い差があります。

テレビの内蔵スピーカーとしてはかなり大きな違いです。

スピーカーが増えることで、それぞれの役割を分担しやすくなり、立体感や広がりのある音場を再現しやすくなります。


出力の違い

モデル最大出力
Z990S150W
Z890S70W

Z990Sは出力面でも大幅に強化されています。

特に映画やライブ映像では、重低音の再現性や音の広がりに違いが現れやすくなります。Z990Sは150Wの高出力によって余裕のあるサウンド再生が期待できます。


ミリ波レーダーによる音質最適化

Z990Sの大きな特徴の1つが「レグザセンシング」です。

ミリ波レーダーによって視聴者の位置を検出し、その位置に合わせて音質を自動で最適化します。

例えばテレビの正面だけでなく、ソファの端や斜めの位置から視聴する場合でも、左右スピーカーの出力バランスを調整し、画面から自然に音が聞こえるよう補正します。

また、視聴距離の違いにも対応しており、近くから視聴する場合でも聞き取りやすい音質に調整されます。

Z890Sも十分高音質ですが、視聴者の位置に合わせて自動調整する機能は搭載されていません。

音響システムそのものの違いだけでなく、実際の視聴環境に合わせて音を最適化できる点は、Z990Sならではのメリットと言えるでしょう。13個のスピーカーと150W出力、さらにミリ波レーダーによる音質最適化によって、映画やライブ映像をより臨場感豊かに楽しめます。


BAZOOKAは東芝テレビを代表する音響ブランド

現在のREGZAには、

  • BAZOOKA XIS
  • BAZOOKA ZIS
  • BAZOOKA Z

という名称が使われています。

実はこのBAZOOKAは最近生まれたブランドではありません。

1990年代には東芝のブラウン管テレビブランドとして展開されており、重低音を特徴としたテレビとして知られていました。

また、REGZAの前には「face」というブランドが存在し、2006年に現在のREGZAへ移行しています。


ブラウン管テレビ時代は音が重要だった

現在は4KやMini LED、有機ELなど画質が重視されます。

しかしブラウン管テレビ時代は音質もテレビ選びの重要な要素でした。

当時のテレビは奥行きのある箱型構造だったため、スピーカーやウーファーを大型化しやすく、音響設計の自由度も高かったとされています。

私自身も当時はBAZOOKA搭載モデルに憧れがあり、東芝のブラウン管テレビを選んでいました。

音にもこだわったテレビメーカーという印象を持っていた人は少なくないと思います。


薄型テレビの普及で音作りは難しくなった

液晶テレビや有機ELテレビが普及するとテレビは劇的に薄くなりました。

しかし、

  • スピーカー設置スペースの減少
  • 低音再生能力の低下
  • キャビネット容量不足

など、音響面では不利な条件も増えました。

画質が進化する一方で、音作りは以前より難しい時代になったと言えます。


各メーカーは音響でも競争している

テレビメーカー各社は音響技術を進化させています。

ソニーは画面そのものを振動させるAcoustic Surface Audio+を採用し、映像と音の一体感を追求しています。

一方でREGZAは、東芝時代から続くBAZOOKAブランドを継承しながら音響技術を進化させてきました。

スピーカー数を増やし、

  • サイドスピーカー
  • イマーシブサウンド360 PRO
  • ミリ波レーダーによる音場補正

などを組み合わせながら進化を続けています。

テレビの歴史を振り返ると、画質競争だけでなく音響競争の歴史でもあったことが分かります。


X990Sとの違い

REGZAのフラグシップモデルを検討している場合、Mini LEDを採用したZ990Sと、有機ELを採用したX990Sのどちらを選ぶか悩む人も多いでしょう。

どちらもREGZAを代表するフラグシップモデルですが、採用するパネル方式や音響システムに違いがあります。

最大の違いは有機ELとMini LED

X990Sは有機ELパネルを採用しています。

有機ELは黒や赤の表現力に優れており、映画鑑賞との相性が非常に良いのが特徴です。

一方でZ990SはMini LED液晶のため、

  • 明るいリビング
  • スポーツ観戦
  • 日中視聴

との相性に優れています。


音響システムの違い

項目X990SZ990S
パネル有機ELMini LED液晶
音響システムBAZOOKA XISBAZOOKA ZIS
スピーカー数18個13個
最大出力180W150W

X990Sは18スピーカー・180W出力のBAZOOKA XISを搭載しています。
一方、Z990Sは13スピーカー・150W出力のBAZOOKA ZISを搭載しています。

どちらも高音質モデルですが、スピーカー数や出力ではX990Sが上位です。


どちらを選ぶべきか

X990SとZ990SはどちらもREGZAのフラグシップモデルです。

映像性能については、どちらを選んでも高画質を楽しめるため、大きな不満を感じることは少ないでしょう。

一方で違いが分かりやすいのは音響性能です。

X990Sは18スピーカー構成のBAZOOKA XISを搭載し、Z990Sは13スピーカー構成のBAZOOKA ZISを搭載しています。

そのため、テレビ単体でより高音質を求めるならX990S、価格とのバランスを重視するならZ990Sが選択肢になります。


Z990Sがおすすめな人

  • 映画やライブ映像をよく見る
  • サウンドバーなしでも高音質を求める
  • 明るいリビングでも高画質で視聴したい
  • 音声の聞き取りやすさを重視したい
  • タイムシフトマシンやレグザセンシングを活用したい

こうした人にはZ990Sが最適な選択肢になるでしょう。


まとめ

Z990SとZ890Sはどちらも高性能なMini LEDテレビですが、Z990Sはパネル性能と音響性能を強化した上位モデルです。

Z990Sは高輝度高密度Mini LEDや低反射ARコートによる画質強化に加え、BAZOOKA ZISによる高音質化も実現しています。スピーカー数や出力、立体音響機能にも大きな差があります。

また、BAZOOKAは1990年代の東芝ブラウン管テレビ時代から続く伝統的な音響ブランドです。現在のZ990SやX990Sを見ると、薄型テレビになった今でも東芝時代から続く「音へのこだわり」が受け継がれていることを感じます。

画質だけでなく音にもこだわりたいなら、Z990Sは価格差以上の価値を感じられるモデルと言えるでしょう。

あきえい
あきえい

昔はBAZOOKAに憧れて東芝のブラウン管テレビを購入していました。
当時のテレビは重くて1人で持ち上げるのも大変でしたが、重低音の迫力があり映画をよく見ていたことを覚えています。現在もREGZAを使っていますが、音響の良さは今も受け継がれていると感じます。

テレビ レグザ (Regza)


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