GMKtecの人気ミニPC「EVO-X1」と「EVO-X1 Pro」。
どちらも最新世代の Ryzen AI プロセッサーを搭載した非常にパワフルなモデルですが、「HX370 と HX470 の一体何が違うのか」「どちらを選べばいいのか」分かりにくいという声は非常に多いです。
結論から言うと、両モデルの違いは単なるメモリ容量の差だけではありません。CPUやGPUのピーク性能、AI処理能力(TOPS)、そして最新の LPDDR5X オンボードメモリによる総合力の違いにあります。どちらも後からメモリを増設できない固定仕様だからこそ、「最初にどちらのトータルスペックを選ぶか」が極めて重要になっています。
この記事では、両モデルの細かい違いや性能比較を分かりやすく整理しながら、「どちらを選ぶのが後悔せず、結果的に一番ムダのない買い物になるのか」を一緒に見ていきたいと思います。
HX370 と HX470 の違い(結論)|性能差は約5〜9%だが、用途で選ぶべき
AMD Ryzen AI 9 HX370 と HX470 は、どちらも最新世代のAIプロセッサーです。 Notebookcheck や PassMark のベンチマークを参照すると、実質的な性能差は約5〜9%前後に収まります。
しかし、以下の4点で選ぶべきモデルが変わります。
- AI性能(TOPS)
- GPUクロック
- メモリ仕様(搭載容量・オンボード仕様)
- 価格差とコスパ
特にメモリ仕様や容量はミニPC選びで最重要ポイントです。
スペック比較(表で一目で理解)
| 項目 | Ryzen AI 9 HX370 | Ryzen AI 9 HX470 |
|---|---|---|
| 最大クロック | 5.1GHz | 5.2GHz |
| AI性能(TOPS) | 50 TOPS | 55 TOPS |
| GPU | Radeon 890M(2.9GHz) | Radeon 890M(3.1GHz) |
| メモリ仕様 | LPDDR5Xオンボード(32GB等) | LPDDR5Xオンボード(高速・不可) |
| 体感差 | ほぼ同等 | わずかに高速 |
性能差は確かにありますが、一般的な作業では体感しにくいレベルです。
メモリ仕様とLPDDR5Xのメリット
EVO-X1(HX370)も、上位の EVO-X1 Pro(HX470)も、最新の LPDDR5X メモリを基盤に直接配置するオンボード仕様を採用しています。
- 換装や後からの増設は一切不可
- CPUのすぐ近くにメモリチップを配置できるため、配線を極限まで短くでき、信号遅延やノイズを抑制
- AI処理や内蔵GPUの性能を最大限に引き出せる
LPDDR5X はどれくらい速い?
LPDDR5X は、一般的な DDR5 SO-DIMM よりも 約1.3〜1.8倍の帯域幅を持ちます。
| メモリ規格 | 最大転送速度(MT/s) | 特徴 |
|---|---|---|
| DDR4 SO-DIMM | 約3,200 | 一般的なノートPC向け |
| DDR5 SO-DIMM | 約5,600 | 高速化・省電力化 |
| LPDDR5X オンボード | 約8,533 | 超高速・低消費電力・AI処理に有利 |
AI処理やGPUとCPUが同時にメモリを使う場面では、LPDDR5Xの高速性が確実に効いてくる一方、 普段使い(ブラウザ・Office・動画視聴)では体感差はほぼありません。
迷ったらこの基準で選べばOK
価格を抑えて、最新のRyzen AI環境を手に入れたい方
- HX370(EVO-X1)がおすすめ
- 日常使いや一通りのクリエイティブ作業なら十分なパフォーマンスを発揮し、コストパフォーマンスに優れています。
最初から 64GB の大容量と、ワンランク上のAI・ピーク性能を確実に確保したい方
- HX470(EVO-X1 Pro)がおすすめ
- メモリが固定である以上、将来の容量不足やスペック不足による不安を最初から断ち切りたい場合に最適です。

私は他の記事でも書いていますが、GMKtecの Ryzen 9 PRO + メモリ32GBモデル を普段使いしています。 32GBでも画像生成・動画編集・仮想環境まで十分余裕があります。
なので、ご自身の予算や「どこまでのピーク性能を求めるか」に合わせて選ぶのが一番ですね。
HX370 vs HX470|EVO-X1 / Pro の違いまとめ
HX370 と HX470 はどちらも高性能な Ryzen AI プロセッサーを搭載していますが、「コストを抑えて実用性を重視するか」「AI性能やピーク性能を重視するか」で選び方が変わります。それぞれの特徴を整理すると次のようになります。
EVO-X1(HX370) | コスパと実用性を重視したいモデル
- メモリ仕様:オンボード(換装・増設不可)
- 特徴:価格が安く、コストパフォーマンスが高い
- 向いている人:日常使いから一通りのクリエイティブ作業までこなす実力派を求めており、性能差が気にならない人向け
EVO-X1 Pro(HX470)|AI用途・クリエイター向けの上位モデル
- メモリ仕様:オンボード(高速・換装不可)
- 特徴:AI性能が向上(55 TOPS)し、GPUクロックが高く画像生成や動画処理が有利
- 向いている人:最初から大容量メモリと最新スペックを確保し、ローカルAIや動画アップスケールなどを快適に使いたい人向け
共通点(どちらを選んでも優秀)
HX370 と HX470 は方向性こそ異なりますが、基本性能はどちらも非常に高く、共通部分も多いです。 どちらを選んでも「現時点で最強クラスのミニPC」と言える理由を整理します。
共通スペック
- Windows 11 Pro 標準搭載
- Radeon 890M 搭載
- M.2 2280 SSDの空きスロット(増設用×1)を搭載
- OCuLink対応(外付けGPU運用可能)
- USB4 & USB 3.2 Gen 2(計5ポート)による高い拡張性
- Wi-Fi 7 / 2.5GbE ×2(デュアルLAN)
- 省スペース筐体 & 24時間稼働向けの冷却設計
どちらを選んでも、現時点で最強クラスのミニPCです。
価格とモデル構成
HX470(EVO-X1 Pro)は、Ryzen AI 9 HX470 プロセッサーと 64GBメモリを標準搭載した上位モデルです。 ストレージ構成によって価格が異なります。
- Ryzen AI 9 HX470 + 64GB RAM + 1TB SSD:251,999円
- Ryzen AI 9 HX470 + 64GB RAM + 2TB SSD:278,999円
どちらの構成も、LPDDR5X の高速メモリによる安定したAI性能を発揮します。
ストレージ容量を重視するなら 2TB モデル、コスパを重視するなら 1TB モデルがおすすめです。
HX470 は「最初から完成されたミニPC」として、AI用途やクリエイティブ作業に最適な構成になっています。
まとめ:今は HX470 を選ぶのが現実的
HX470(EVO-X1 Pro)を選ぶべき理由は、単に64GBというメモリの多さだけではありません。
- プロセッサーとGPUのクロック向上:最大クロック(5.2GHz)やRadeon 890Mの動作クロックが引き上げられており、ピーク性能がワンランク上に強化されている。
- AI性能(TOPS)の強化:ローカルAI処理や重いクリエイティブ作業をより快適にこなせる実力を持っている。
- オンボード(LPDDR5X)による高速化:CPUのすぐ近くにメモリチップを直接配置することで配線を極短化し、信号遅延やノイズを抑えて内蔵GPUやAI処理のポテンシャルを最大限に引き出す。
このように、HX470は「CPUの総合力」と「超高速なオンボードメモリ」が組み合わさることで、妥協のないパフォーマンスを発揮するモデルに仕上がっています。
次世代のミニPC環境を手に入れよう
将来のスペック不足や買い直しリスクを断ち切り、長期的にも安心してAI環境やクリエイティブ作業を使い倒したいなら、トータルスペックに優れた HX470 を選ぶことが非常に現実的で賢い選択と言えます。
GMKtec「EVO-X1 Pro(HX470)」は、現在のミニPC市場において最高峰の選択肢の一つです。最新のAI環境や重い処理をストレスなく快適にこなしたい方は、ぜひチェックしてみてください。
★お得な割引情報 !
購入時に利用できる 5,000円OFFクーポン(クーポンコード:A8X1PRO)が用意されています。
ぜひこの機会をお見逃しなく!
▼EVO-X1 Pro(HX470)の詳細を見る
あわせて読みたい:GMKtecの魅力をもっと知る
GMKtecのミニPC全体の特徴や、他のモデルとの違い、実際の使い勝手についてさらに詳しく知りたい方は、以下のまとめ記事もぜひあわせてご覧ください。

