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『エイリアン1』──SFホラーの原点となった“最初の恐怖”

1979年に公開されたシリーズ第1作『エイリアン』は、 “SFホラー”というジャンルを決定づけた歴史的作品です。 閉ざされた宇宙船という逃げ場のない環境で、 乗組員たちが“未知の生命体”と遭遇する瞬間から物語は動き出します。

本作は、派手なアクションではなく、 「見えないものへの恐怖」 を徹底的に描いたことで、 40年以上経った今でも語り継がれる名作となりました。


『エイリアン』シリーズ
 全体目次(第1回〜最終回)


目次(上)

第1作『エイリアン』(1979)──未知との遭遇が始まる

宇宙貨物船ノストロモ号は、地球への帰還途中に謎の信号を受信し、 調査のためにある惑星へ着陸します。 そこで乗組員の一人が“奇妙な卵”に近づいた瞬間、 静かな宇宙の旅は一変し、予測不能の恐怖が始まります。

船に持ち込まれた小さな異物は、 やがて乗組員を一人ずつ追い詰める“完全な捕食者”へと成長。 密閉された宇宙船という逃げ場のない空間で、 彼らは未知の存在と向き合うことになります。

『エイリアン』は、 「未知との遭遇」 をテーマにした緊張感と、 H・R・ギーガーによる独創的なデザインが融合した、 SFホラーの原点ともいえる作品です。

あらすじ:ノストロモ号で起きた“予測不能の恐怖”

地球へ帰還中の貨物船ノストロモ号は、未知の信号を受信し、 調査のためにある惑星へ着陸します。 そこで乗組員の一人が“奇妙な卵”に近づいた瞬間、物語は動き出します。

船に持ち込まれた小さな異物は、 やがて乗組員を一人ずつ追い詰める“完全な捕食者”へと成長。 密閉された宇宙船という逃げ場のない環境で、 乗組員たちは恐怖と混乱の中、生存をかけた戦いに挑みます。

『エイリアン』が“今も語られる理由”

見せすぎない恐怖

エイリアンの姿はほとんど映らず、 “気配”と“音”だけで恐怖を作り出す演出は今見ても圧巻。

H・R・ギーガーのデザイン

生物とも機械ともつかない不気味な造形は、 映画史に残るアイコニックな存在となりました。

リプリーという新しいヒロイン像

シガニー・ウィーバー演じるリプリーは、 “強い女性主人公”の象徴として後の映画に大きな影響を与えました。

初めて観る人へのポイント

  • ホラーが苦手でも“心理的な怖さ”が中心なので観やすい
  • 1979年とは思えない美術・映像の完成度
  • シリーズの世界観を理解するうえで必見の1作目

特に、 「未知の恐怖に触れる」 というシリーズ全体のテーマは、この1作目で明確に示されています。

制作の裏話:作品をより深く楽しむための“舞台裏”

ノストロモ号の内部は“ほぼ本物のセット”

宇宙船ノストロモ号の内部は、 実際に歩ける巨大セットとして作られていた。

  • 通路・部屋・機械類がすべてつながっている
  • 俳優が迷うほど複雑な構造
  • カメラが自由に動けるように設計

その結果、映画全体に “本当にそこに存在する船”という圧倒的なリアリティ が生まれた。

エイリアンの卵は“生き物っぽく見せるために”生肉を使用

卵の内部があれほどヌルヌルしているのは、 本物の動物の内臓や生肉を使っていたため。

  • 予算が少なかった
  • しかし“生々しさ”を出したかった
  • 結果的に、あの不気味な質感が完成

デザイナーのH・R・ギーガーは、 「本物の素材を使わないと生命感が出ない」 と語っている。

リプリーは当初“男性キャラ”として書かれていた

脚本の初期段階では、 リプリーは男性キャラクターとして設定されていた。

しかし制作側は、 「女性が主人公の方が新しい」 という判断で女性に変更。

これが結果的に、 映画史に残る“強い女性ヒーロー像” を生み出すことになった。

タイトルの“Alien”は、最後に決まった

当初の仮タイトルは 「Star Beast(星の獣)」

しかし脚本家ダン・オバノンが Alien(異質なもの) という単語を使った瞬間、 スタッフ全員が 「これだ!」 と納得して正式タイトルに決まった。

裏話まとめ

『エイリアン』は、 偶然と創意工夫が重なって生まれた“奇跡の映画”。 裏話を知ると、作品の緊張感やリアリティがさらに深く感じられる。

次回予告:『エイリアン2』──恐怖が“戦い”へと進化する

次回は、ジェームズ・キャメロン監督による続編 『エイリアン2』(1986) を取り上げます。

1作目の“静かな恐怖”から一転、 “戦闘と緊張”が融合した名作として語り継がれる作品です。

あきえい
あきえい

当時のSF描写があまりにもリアルで、狭い宇宙船の中で迫ってくる恐怖に本気で息をのんでいました。気づけば目を離せないほど夢中になっていたのを、今でもはっきり覚えています。

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