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『プレデターズ』──“狩りの原点”へと回帰する戦場

2010年に公開された『プレデターズ』は、 シリーズの原点である“狩り”の恐怖を現代的に再構築した作品です。 舞台は地球ではなく、プレデターが獲物を集める“狩猟惑星”。 極限の環境に放り込まれた戦闘のプロたちが、 見えない敵に追い詰められていく構図は、 1987年の1作目を思わせる緊張感に満ちています。

監督はニムロッド・アーントル、 製作にはロバート・ロドリゲスが参加し、 シリーズの“本質”を再び掘り起こすことを目指した作品です。


『プレデター』シリーズ
 全体目次(第1回〜最終回)


目次(上)

第3作『プレデターズ』(2010)──“選ばれた獲物”たちが集められた惑星

物語は、主人公ロイスが空中から落下するところから始まります。 彼はパラシュートで着地し、周囲には見知らぬ戦闘のプロたちが集まっていました。

  • 傭兵
  • スナイパー
  • 麻薬カルテルの殺し屋
  • 死刑囚
  • 特殊部隊
  • ゲリラ兵
  • 日本のヤクザ

彼らは皆、“人間の中でも特に危険な存在”。 そして全員が、なぜここにいるのか分からないまま、 見知らぬ惑星に放り込まれていました。

やがて彼らは気づきます── 自分たちは“狩られるために選ばれた獲物”であることを。

あらすじ:惑星そのものが“狩場”となる

ロイスたちは、周囲の地形や生態系が地球とは異なることに気づき、 自分たちが“別の惑星”にいることを理解します。

森の奥には、

  • 監視装置
  • 何かの巣
  • 見たことのない生物

が存在し、 この惑星が “狩りのために作られた環境” であることが明らかになります。

そしてついに、 彼らを監視し、追い詰める存在── 複数のプレデター が姿を現します。

ロイスたちは協力しながらも、 それぞれの過去や価値観が衝突し、 生き残るための戦いは次第に混沌を極めていきます。

プレデターの“戦士としての哲学”がさらに拡張される

本作では、プレデターの文化がより深く描かれます。

  • “通常種”と“上位種”の存在
  • 種族間の対立
  • 狩りの階級制度
  • 捕虜を利用した情報収集
  • 儀式的な狩猟スタイル

特に、“上位種プレデター” の登場はシリーズの大きな転換点。 彼らはより巨大で獰猛、武器も進化しており、 従来のプレデターとは異なる文化を持っています。

この“種族差”が描かれたことで、 プレデターという存在が単なる怪物ではなく、 複雑な社会と歴史を持つ種族 であることが強調されました。

『プレデターズ』が語り継がれる理由

● 1作目の“ジャングルの恐怖”を現代的に再構築

閉ざされた環境でのサバイバル感が強烈。

● 複数のプレデターが登場

種族差・階級・文化が一気に広がる。

● “選ばれた獲物”という設定の緊張感

全員が戦闘のプロであり、誰もが危険な存在。

● 日本のヤクザ vs プレデターの名シーン

シリーズ屈指の“静と動”の対決として人気が高い。

● 惑星そのものが“狩場”という設定のスケール感

地球を離れたことで、シリーズの世界観が一気に拡張。

制作の裏話:原点回帰と新要素の融合

● ロバート・ロドリゲスが企画した“原点回帰”案

1作目の緊張感を取り戻すため、 “閉ざされた環境でのサバイバル”が軸に。

● 上位種プレデターのデザインは大幅刷新

より獰猛で、文化の違いを造形で表現。

● キャラクターの多様性は意図的

世界中の“危険人物”を集めることで、 物語に国際的な広がりを持たせた。

● 1作目へのオマージュが随所に

罠、森、追跡、対決── ファンが喜ぶ演出が多く盛り込まれている。

まとめ:狩りの本質に迫る“シリーズの再起動”

『プレデターズ』は、 シリーズの原点である“狩りの恐怖”を現代的に蘇らせ、 プレデターという存在の文化・種族・哲学を大きく広げた作品です。

地球から離れたことで、 プレデターの世界観はより深く、より複雑に描かれ、 “狩る者と狩られる者”というテーマが再び鮮烈に突きつけられます。

そして物語は、 次作『ザ・プレデター』(2018)で、 プレデターの進化と人類との関係がさらに大きく動き出すことになります。

あきえい
あきえい

『プレデターズ』は、シリーズの原点に戻りながらも、 プレデターの文化や種族差を深く掘り下げた点がとても魅力的でした。 “選ばれた獲物”たちの緊張感と、惑星そのものが狩場という設定が 作品全体に独特のスケール感を与えていると感じました。

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