本ページはプロモーションが含まれています

『エイリアン2』──恐怖が再び目を覚ます

1986年に公開されたシリーズ第2作『エイリアン2』は、前作の“静かな恐怖”から一転し、SFアクションとしてのスケールと緊張感を一気に押し広げた続編です。監督は『ターミネーター』で知られるジェームズ・キャメロン。彼の手によって、リプリーの物語は“恐怖に立ち向かう戦い”へと進化していきます。


『エイリアン』シリーズ
 全体目次(第1回〜最終回)


目次(上)

第2作『エイリアン2』(1986)──恐怖が“戦い”へと進化する

前作で唯一の生存者となったリプリーは、宇宙を漂流した末に救助され、長い眠りから目覚めます。しかし、彼女が恐怖の体験をした惑星LV-426は、すでに人類の入植地として開拓されていました。ところが、入植者たちとの連絡が突然途絶え、リプリーは再び“あの惑星”へ向かうことになります。今回は海兵隊とともに、未知の恐怖に立ち向かう“戦いの物語”が始まります。

あらすじ:海兵隊とともに挑む“絶望の惑星”

リプリーは、消息を絶った入植者たちの調査のため、海兵隊の精鋭部隊とともにLV-426へ向かいます。しかし基地に到着すると、そこに待っていたのは想像を超える数のエイリアンたちでした。圧倒的な戦力差の中、リプリーは少女ニュートと出会い、彼女を守るために再び恐怖と向き合うことになります。

やがて物語は、“母としてのリプリー”と“女王エイリアン”の対決へと向かい、シリーズ屈指の名シーンが生まれます。

『エイリアン2』が“今も語られる理由”

● アクションと恐怖の完璧な融合

海兵隊の戦闘シーンとエイリアンの不気味さが絶妙に組み合わさり、SFアクション映画の金字塔となった。

● リプリーのキャラクターが深化

少女ニュートとの関係を通して“守る者としての強さ”が描かれ、リプリーは映画史に残るヒロインへと成長する。

● 女王エイリアンの衝撃

巨大で獰猛な“エイリアン・クイーン”の登場は、シリーズの象徴的存在となった。

制作の裏話:キャメロン流の“戦うエイリアン”

● 海兵隊のセリフはアドリブが多い

特にハドソンの名言は、現場で生まれたものが多いと言われている。

● 女王エイリアンは巨大アニマトロニクス

複数人が同時に操作する複雑な仕組みで、当時としては驚異的な技術だった。

● リプリーとニュートの関係はキャメロンのこだわり

“母性”をテーマにすることで、物語に深い感情の軸が生まれた。

次回予告:『エイリアン3』──閉ざされた世界での“絶望”

次回は、デヴィッド・フィンチャー監督の長編デビュー作 『エイリアン3』(1992) を取り上げます。舞台は刑務所惑星。武器も仲間もない中で、リプリーは再び“孤独な戦い”に挑むことになります。

あきえい
あきえい

前作とはまったく違う“戦うエイリアン”の迫力に圧倒されましたが、何より心を揺さぶられたのは、ニュートという少女の存在でした。彼女がそこにいるだけで、恐怖が一気に現実味を帯び、ただのモンスター映画ではなく“守るべき命がある物語”へと変わっていくんです。リプリーが少女を抱きしめるたびに緊張感が高まり、観ているこちらまで息を詰めてしまうほどでした。あの切実な恐怖と没入感は、今でも鮮明に覚えています。

タイトルとURLをコピーしました