
ジャングルの奥深く、誰にも気づかれずに“何か”がこちらを見ている。 その視線は冷静で、獲物を値踏みするように静かだ。 ――この瞬間から、あなたはもう『プレデター』の世界に足を踏み入れている。
1987年の初登場以来、プレデターはただの宇宙モンスターではなく、 “究極の狩人”として映画史に独自の存在感を刻んできました。 高度なテクノロジーを操りながらも、戦士としての誇りとルールを持ち、 強敵との対決を求めて地球へ現れる――その姿は恐ろしくもどこか魅力的です。
本ガイドでは、そんなプレデターの魅力とシリーズの全体像を、 初めて観る人でも迷わず楽しめるように分かりやすく紹介します。 作品ごとの特徴、観る順番、武器や文化のポイント、 そして“なぜエイリアンと戦うのか”という気になる疑問まで、 ネタバレなしで丁寧にまとめました。
まずはこの世界の“入口”として、プレデターという存在を知り、 あなた自身の目でシリーズの魅力を確かめてみてください。
『プレデター』シリーズ
全体目次(第1回〜最終回)
- 究極の狩人 “プレデター” とは? シリーズを楽しむための最初のガイド
- 『プレデター1』──ジャングルに潜む“見えない狩人”との死闘
- 『プレデター2』──“都市の密林”で再び始まる狩り
- 『プレデターズ』──“狩りの原点”へと回帰する戦場
- 『ザ・プレデター』──“進化した狩人”が地球に降り立つ
- 『プレイ』──“最初の狩り”が語られる原点の物語
- 『エイリアンVSプレデター』(AVP)──“二大生命体”が氷の下で激突する
- 『エイリアンズVSプレデター』(AVP2)──“地上戦”へと拡大する恐怖
シリーズ概要
『プレデター』は1987年に誕生したSFアクションシリーズ。 “究極の狩人”と呼ばれる異星生命体プレデターが、地球や宇宙の各地で人類と遭遇し、死闘を繰り広げる物語です。
シリーズの特徴は以下の3点。
- ジャンル横断型:アクション、SF、サバイバル、ホラーが混ざり合う
- 作品ごとに主人公が変わる:世界観は共通だが、物語は独立性が高い
- プレデターの文化・技術が徐々に明かされる:狩猟文化、名誉、武器体系など
プレデターとは何者か
シリーズの中心にいるのは、ヤウージャ(Yautja)と呼ばれる狩猟民族の異星人。 外見は恐ろしくても、行動には一貫した“戦士としての哲学”が流れています。
特徴
- 高度なテクノロジー(光学迷彩、プラズマキャノン、赤外線視覚)
- 狩りを“儀式”として行う名誉文化
- 強敵を求めて地球に来訪
- 人類を「獲物」として評価するが、勇敢な者には敬意を払う
この“敵なのにどこか魅力的”という二面性が、シリーズの人気を支えています。
なぜプレデターとエイリアンは戦うのか(ネタバレなし)
プレデターとエイリアンの対決には、実は“偶然ではない理由”があります。 プレデターの 戦士としての価値観 と、エイリアンの 避けられない本能 が交差したとき、両者は必然的に衝突します。
さらに、彼らが出会う“舞台”には古くから続く ある仕組み が隠されており、 その全貌は作品の中で少しずつ明かされていきます。
詳しく語ると核心に触れてしまうため控えますが、 本編を観ると「なるほど、だからこの二つは戦うのか」と自然に腑に落ちるようになっています。
シリーズ作品一覧(公開順)
読者が迷わないよう、シンプルな解説付きで並べます。
| 公開年 | タイトル | ポイント |
|---|---|---|
| 1987 | プレデター | アーノルド主演の原点。ジャングル×サバイバルの傑作 |
| 1990 | プレデター2 | 都市型バトルへ拡張。プレデター文化が深掘りされる |
| 2004 | エイリアンVSプレデター | 2大モンスターのクロスオーバー |
| 2007 | AVP2 エイリアンズVSプレデター | さらに激化する地球での戦い |
| 2010 | プレデターズ | “狩場の惑星”でのサバイバル |
| 2018 | ザ・プレデター | 遺伝子改造など新設定が登場 |
| 2022 | プレイ(Prey) | 300年前の北米を舞台にした原点回帰の傑作 |
どこから観ても楽しめる理由
- 物語がほぼ独立している
- プレデターの存在が“軸”として機能
- 時代・場所・主人公が毎回変わるため、シリーズ疲れがない
- どの作品にも“狩る側 vs 狩られる側”の緊張感がある
初心者向けおすすめ順
- プレデター(1987)
- プレイ(2022)
- プレデター2(1990) → 気に入ったら他作品へ
プレデターの武器・技術
読者が気になる“装備”を簡潔にまとめます。
- 光学迷彩:姿を消す代表的技術
- プラズマキャノン:肩に装着する高威力兵器
- リストブレード:近接戦闘の象徴
- バイオマスク:視覚強化・翻訳・記録など多機能
- 自爆装置:名誉を守るための最終手段
シリーズの魅力
- 人間 vs 異星人の知恵比べ
- サバイバルの緊張感
- プレデターの“名誉”という独自文化
- 作品ごとに異なるジャンル性
- 時代を超えて語られる“狩り”の物語
これから観る人へ
『プレデター』は、単なるモンスター映画ではなく、 “人間とは何か”“強さとは何か”を問うシリーズ でもあります。
どの作品から入っても楽しめるので、 まずは 1987年版 か 『プレイ』 から始めるのが最もスムーズです。

公開から約40年が経過していることを考えると、その完成度には改めて驚かされます。 今見てもスリルが途切れず、気づけばプレデターとの緊迫したバトルに引き込まれていました。 時代を超えて楽しめる力を持った作品だと強く実感します。
シリーズを追うごとに作品ごとの個性が際立ち、やがてエイリアンとの意外な繋がりも見えてくるので、気になる方は映画ごとの記事もあわせて読んでみてください。

